「牧場の仕事に就こう」と思ったのは、北海道で過ごした大学時代に牧場でアルバイトしたことがきっかけです。家族経営の小さな牧場でしたが、動物好きの私には楽しかったんです。でも就職先として考えると、小さい所は福利厚生面で心配がありました。JETを選んだのは、会社の制度として働きやすい環境が整備されていたからです。
JETは、4週6休制で希望休も相談でき、有休も確実に取ることができるんですよ。夏と冬に4日間の連続休暇が取れることも魅力に感じています。きちんと休んでリフレッシュできるから気持ちに余裕が生まれます。
主な仕事は搾乳です。搾乳手順はアルバイト時代に習いましたが、JETの現場は機械化されていて、搾乳の方法もシステムも全く違いました。現場を見て「すごいな」と思ったのは、会社のルールがしっかりあって、みんながルールに従って仕事を進めていたことです。
現場経験を積んで分かったのですが、たくさんの人が働いていて、膨大な数の牛を扱うJETのようなメガファームに、組織的な行動は必要なんです。仕事の安全性を確保することはもちろん、牛の病気を防いで健康を守り、乳量を上げるためにも、現場ルールの徹底は欠かせないと思っています。
生産管理部門は、コンスタントに1日60トン以上を搾乳することが目標です。達成には、牛にストレスをかけずに効率良く仕事することが求められますが、それを支えるのはチームワークです。乳量は牛の健康状態や妊娠・分娩にも密接に関わるので、牛群管理や繁殖など他部門と連携することも大事になります。その点、JETは同世代が多いからコミュニケーションを取りやすく、上司にも仕事上の提案を遠慮なく出せるので、社員みんなが同じ方向を向くことができます。
これからも一貫生産の強みを生かし、会社全体のチームワークで生産力を高めたいと思います。
わたし、
現場で成長しました。
大学は経済学部。畜産の勉強をしてきたわけではないので、入社するまで牛に関する知識はありませんでした。
先輩に教えてもらったり、外部機関の研修に参加して牛の体のメカニズムを学び、搾乳の知識が深まりました。